渡航に必要な諸手続きについて

1.パスポート(旅券)
パスポートは早めに取得してください。残存有効期間が1年未満なら、留学出発前に新しいパスポートに切り替えることができるので、留学途中で有効期限が切れたりしないように手続きをしてください。
2.ビザ(査証)
必ず学生ビザを取得してください。国によって、ビザの要・不要、必要書類、発行までに要する時間、申請 手数料などの規定が異なります。また、その規定も予告なく変更されることが多いため、必ず直接関連機関に 問い合わせ、余裕をもって手続きを行ってください。
3.予防接種
出願時又は入学時に、予防接種を要求する国や学校があるので、事前に志望校に確認してください。また、自分の身を守るという観点からも、破傷風、肝炎等、地域に応じて必要と思われる予防接種は受けておいてください。

※財)日本検疫衛生協会
電話:045-671-7041
http://www.kenekieisei.or.jp/
4.海外旅行保険
5.航空券
一年間帰国する予定のない人は、帰国日の変更が可能なオープンチケットを利用することができます。学校 開始日より少し早めに渡航し、滞在先や学校周辺の様子を把握するなど、現地の生活に慣れることも重要です。
6.荷物
出発当日の荷物は必要最小限にし、動きやすい服装で出発してください。日本語と現地語の辞書類、旅行書 等を持って行くと便利です。当座に必要な身の回り品を携行し、それ以外は別送や現地調達が賢明でしょう。 荷物は、郵便局や運送会社から船便や航空便等で送ることができます。
7.外貨・クレジット・送金
当座の生活に必要な金額を、現地通貨の現金、トラベラーズチェック、海外専用トラベルプリペイドカードなどで携行するとよいでしょう。クレジットカードが利用できる国であっても、日本から携行したカ―ドがうまく機能しない場合に備えることが大切です。現地で銀行口座を開設し、日本から送金してもらうのも安全な方法のひとつです。
8.健康面の準備
持病のある人や健康上心配のある人は、出発前にかかりつけの医師に相談してください。アレルギーや常備 薬等について、事前にアドバイスを受けておく必要があります。医師の処方箋がないと薬が買えない国もあり ます。自分がこれまで受けた予防接種等についても把握しておき、関連の英単語・現地語を予め調べておきましょう。歯の治療は、原則として海外旅行保険の対象外であることが多く、国による治療技術にもばらつきがありますので、出発前に治療を済ませておきましょう。
9.国別安全情報・防犯対策の確認
外務省海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp)で、渡航先の安全情報や防犯対策を確認しましょう。 この情報は、あなたの身の安全を守るために重要な情報であり、随時更新されるものですので、必ず出発前に も確認を行ってください。