<公開講座の様子/平成25年4月20日(土)>

『講座名』 仏像彫刻の表現と技法について
        〜古典技法を現在のアート作品へ〜
『講  師』 吉水 快聞 氏 (彫刻家)


『講義風景写真』



数百年前の鎌倉時代、仏像はどのように創られたのか。そしてその表現や技術を現在に生かす術とは・・・奈良県内のお寺のご住職でもあり、彫刻家としてもご活躍の吉水快聞師の講座でした。この日は毎年1回、全3−4回を予定しています中での第一回目の講演でした。豊富なスライドに道具や作品の一部を持参いただき、創る側から見える仏像について丁寧に説明していただきました。仏像の制作の最初のスライドが植林の話しであったことも、心に残りました。


『受講者アンケートより』


・仏像を造るほうからの話しは、目新しいもので、おもしろかった。工具も展示されて、楽しく見させていただきました。
・お寺と仏像に関心を持って奈良を回っています。仏像のいろはから奥深さまで教えて頂き有難うございました。今後も期待しております。
・技術者らしい合理的な話しと、芸術家らしい想像力が合わさった、面白い講義でした。次回も楽しみにしています。

 
 作成・管理:奈良女子大学社会連携センター